新大久保彦左衛門ｓのアレンジ、ギター、ピアノ、サックス、リードボーカル担当のＲｏｋｃｙです。 まずは「柳ケ瀬ブルース」から参りますよ。 However hard I cry over you I know you won't be back to stay A rainy night by the old milestone Reminds me that you've gone away Ah, I'm weeping all alone While wailing Willow Shallows Blues まず、柳(Willow)、浅瀬(Shallows)で既に韻を踏んでいると気づいたときには全身が震える想いでした。 あとは1行目のyouと6行目のBlues、2行目のstayと4行目のaway、 3行目のmilestoneと5行目のaloneがそれぞれ韻を踏んでます。 直訳すると、 どんなにあなたのことで激しく泣いてみても あなたが私の元に帰ってこないことは分かっている 古い標石の傍らで過ごす雨の夜が あなたが遠くへ行ってしまったことを思い出させる ああああ、私は独り泣いている 柳ケ瀬ブルースに咽びながら オリジナルはもちろん、あの歌謡界の重鎮、美川憲一師匠です。 原詩と少し内容は違いますが、あの雨に泣くという世界は部分的に再現できているように思います。 原詩を思い浮かべながら、にゃっとしてみてください。 ちなみにmilestoneという言葉は原詩とはまったく関係ありませんが、我々が編曲でぱくっててしまったMiles Davis先生に敬意を表して、また強引に韻を踏むために登場しました。 もともとは一里塚、二里塚などの旅の道程をあらわす道端の石碑のことを指していますが、「画期的な出来事」とか「重大な事件」という意味もあります。（Miles + tone で「マイルスの音色」の意味もありますよ。） 　　　　●　●　●　●　●　●　●　●　●　●　●　●　●　●　●　●　●　● 次は予選会でも演奏した「YOSAKU (You're So Good)」の歌詞の紹介をいたします。 Your so good working won't kill you Hey, hey, hold together Hey hey hold on to it Echoes of my words come yelling, yo Hey, hey, hold together Hold on to it, yeah (Chorus) You're so good, you're so good You tell me if I'm right or wrong Yes, I'm ready Yeah, I'm ready to come back to where I belong And you're born Manhattan lulu Turn me on Turn me 'round A kid of ten'd know we'll go down yon From Hong Kong down to London Town (Chorus) Wow wow wow... You're so good You're so good to me, good to me Wow wow wow Won't you show me a sign And you soon have me by your side この歌詞は訳詞というより、原詩の日本語の音をどうにか英語の文章の中に織り込むことが出来ないかという無謀な構想の元に作った実験的作品です。そのため、英語の正しさについては期待しないでください。 それより、その無国籍的な音とイメージを楽しんでください。 （まさに新大久保付近の街角を歩いている感じで…） 念のため、英語の詩は次のような内容です。 がんばって働いても死にはしないさ へいへい、団結してがんばれ へいへい、しがみつけ、あきらめるな 私の言葉がこだまになって帰る。叫び声を上げて へいへい、団結してがんばれ へいへい、しがみつけ、あきらめるな (Chorus) 君はほんとにいい奴 僕が正しいか間違っているか教えてくれる これからすぐ行くよ 帰るべき君のもとへ 君は生まれながらのマンハッタンの美女 その気にさせて 沈んだ気持ちを回復させて 10歳の子供でも分かるはず。僕等があそこへ落ちていくことが 香港からロンドンの街へ (chorus) うぉううぉうぉう、君はほんとにいい奴 僕にとってほんとにいい奴 何かサインを出してくれ そうすればすぐ君のもとへ行くから 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　all words were written by Rocky.